テクノスーパーライナー。
2012年07月19日
羊蹄丸の解体で思い出したのですが、半年近く前の2月に、岡山の三井造船さんに行ってきました。テクノスーパーライナー「小笠原」。東京と小笠原諸島を結ぶ定期航路に就航予定が、燃料費がバカにならない・・・往復で2500万円かかるそうです・・・とのことで、就航ができなくなったまま、宇野港ちかくの三井造船に繋留されていたものです。廃船、解体が決まったので公開のときに見せてもらいました。2等船室以外は、あまり縁がありませんのでこんなことでもないと見ることが出来ません。ブリッジ内も見学。引き渡ししていないことになるので、未使用に近い。操作パネル類も綺麗です。ナカシマ・プロペラの銘板が貼られた計器・操作装置。こちらは、Rolls-Royceの銘板が貼ってあるレバー。Rolls-Royceのステアリング・ホイール(舵輪)厨房も未使用に近い。近いと言うのは、東日本大震災のときに、小笠原」が石巻に行って災害救助船として使われたからです。船内のサロンの壁には、そのときの感謝の寄せ書きが貼られていました。災害救助では、宿泊施設として、バイキング形式の食事やシャワーに使われたそうです。40ノット、時速約70キロ。オールアルミボディのウォータジェット船。これに変わる未来の高速船は、どんなのでしょうか。
Posted by レゴ大好きっ子 at 22:46│Comments(0)
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。